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軽井沢ウイスキー株式会社 〒389-0113 長野県北佐久郡軽井沢町発地2785-318
0267-46-4939 Google Maps

PROFESSIONAL 作り手の思い

Whisky is
My Destiny.

中里 美行

Yoshiyuki Nakazato

戸塚 繁の写真
  • 軽井沢ウイスキー蒸留所 工場長
Profile
  • 1995年旧メルシャン軽井沢蒸留所に入所。
  • 2011年の蒸留所閉鎖時には最後の工場長として勤務。
  • 2022年より軽井沢ウイスキー社工場長に就任。

旧メルシャン軽井沢蒸溜所、
最後の工場長として。

1995年、旧メルシャン軽井沢蒸留所に入所した当時は、樽職人として採用されました。ウイスキー樽の補修や管理が主な業務でしたが、段々と様々な業務を任され、最終的には最後の工場長を務めることとなりました。当蒸留所の顧問であり、昨年逝去された内堀修省さんには当時大変お世話になり、頼り甲斐のある兄のような存在として慕わせてもらっていました。この時のご縁が今につながっていると思うと、感慨深いです。

運命が導く、
ウイスキーづくり。

2012年の旧蒸留所閉鎖後は、メルシャンの「シャトー・メルシャン椀子ワイナリー」でブドウの栽培を担当していました。ウイスキーづくりから離れて久しい頃、内堀さんからお声がかかり、引き合わせていただいたのが戸塚社長です。その時に軽井沢ウイスキー蒸留所の構想を聞き、熱量に胸打たれました。ウイスキーディスティラーはとても特殊な職業なので、まさかもう一度携わることになるとは思い描いてはいなかったのですが、私は今こうして人生をかけてウイスキーをつくっている。やはりウイスキーづくりは私にとって運命なのだと感じます。

五感を研ぎ澄ます蒸留工程。

ポットスティル(単式蒸留器)は旧メルシャン軽井沢蒸留所と同じ形のものを使用しています。全自動ではないので蒸留中は緊張が続き、ポットスティルと五感で対話している感覚です。樽はシェリー樽。スペイン周辺で10~15年使用されたものを選びました。これも旧メルシャン軽井沢蒸留所でシェリー樽を使用していたことに由来しています。伝説を受け継ぎながら、伝説を越えようと日々奮闘中です。

軽井沢の地で
ウイスキーをつくる意味。

私は軽井沢に生まれ、軽井沢で育ちました。この環境が私にとっての日常ですが、この風土がウイスキーの無二の味わいにつながっていくと思うと、非常に恵まれていることに気づかされます。
人間が行う仕込みや蒸留技術はもちろん大切なのですが、10年の熟成という長い年月に比べるとほんの一部。軽井沢の気候風土によって時間が価値に変わっていくのだと実感しています。
いずれは大麦も軽井沢産のものを使おうと地元農家と共に取り組んでおり、味わいにどう変化が出るのか楽しみです。

未来への
責任と自信を胸に。

大きな期待を寄せていただいている分、その責任を重く感じていますが、熟成前の原酒はすでにまろやかで、記憶の中にある旧軽井沢ウイスキーの原酒より美味。旧軽井沢ウイスキーをきっと超えられる、という自信を持っています。現在はノンピートのみの製造ですが、お客様からご要望があればピートを使用するなど新しい展開も行っていく予定です。熟成の10年は、私にとって挑戦の10年。この土地、ここに集う人たちに誇りを持って、私の運命を全うしていきたいです。

OTHER PERSON